ブログ · 2026-09-14
読書時間かページ数か: どちらを記録すべき?
時間とページ数は、別のものを測っています。ページ数は成果を数え、時間は労力を数えます。両方そろうとペースが出て、そこが役に立つところです。
二つの異なる測り方
読書を記録する最も一般的な方法は、ページ数と時間の二つです。私が見てきた読書アプリは、どれもどちらか片方を選んで、もう片方を隠しています。
どちらも役に立ちます。ただ、測っているものが違います。
ページ数は成果を測ります。やり遂げたことです。一冊を読み終えるための尺度でもあります。
時間は労力を測ります。費やしたものです。読書を一日の中に収めるための尺度でもあります。
ページ数だけの場合
ページ数だけを記録すると、ログは生産性ダッシュボードのようになります。今週のページ数、今月のページ数、今年のページ数。冊数は副産物です。すっきりしていて満足感もありますが、実際にその本とどれだけ向き合ったかは見えなくなります。
二人とも一日に100ページ進んだとします。ひとりは電車の中で40分で。もうひとりは日曜日に三時間かけて。成果は同じでも、暮らしはまったく違います。
時間だけの場合
時間だけを記録すると、ログは習慣トラッカーに近くなります。今日の分数、今週の連続記録、今月の時間。実際に起きていることの真実には近いのですが、その時間に何をしていたかは何も語りません。漫画の十分間と Wittgenstein の十分間は、同じ十分間ではありません。
両方そろえるとペースが出る
時間とページ数をあわせると、ペースが出ます。一分あたりのページ数です。読者としてのあなたが、今日、この本で、どうなのかを本当に語ってくれるのは、この数字です。
ペースがわかれば、こんなことができます:
- いまの速さで、一冊にどれくらいかかるかを予測する
- 自分に嘘をつかずにジャンルを比べる
- 本が停滞しているときに気づく(ペースが落ちる)
- セッションが特別によかったときに気づく(ペースが跳ね上がる)
今年は64回のセッションを記録しました。ペースは本によって変わります。曜日によっても変わります。月を重ねるうちにも変わります。ページ数だけを記録していたら、週末のほうが速く読めていると思ったでしょう。時間だけを記録していたら、日曜日と土曜日は同じだと思ったでしょう。両方を記録しているから、土曜日のセッションは日曜日のセッションよりほぼ二倍速いとわかるのです。同じ人、同じ本、違う集中力。
実践的なこと
どちらか一つを選ぶなら、時間を選びましょう。ページ数は覚えやすく、あとから入力できます。時間はそうはいきません。セッションが終わってしまうと、どれだけ過ごしたかは思い出せません。時間は、それが起きている間に測らなければ失われます。
できるなら、両方を記録してください。それがまさに Lecturameter のやっていることです。セッションを始めて、読んで、止める。ページ数を入力する。これで、労力、成果、ペースの三つがそろいます。計算は一切不要です。
何かを記録する意味は、データから何かを学べることです。ページ数だけを記録すれば、どれだけ読んだかがわかります。時間だけを記録すれば、どれくらいの頻度で読んだかがわかります。両方を記録すれば、自分自身のことがわかります。